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医師

診療体制-救急科

コンセプトに基づいた救急医療

米盛病院は1969年の開院以来、整形外科の専門病院として地域に根ざした医療を展開してきました。錦江湾を挟んだ2つの半島と多くの離島からなる南北約600kmの鹿児島県は、その地理的な面からも救急医療が乏しいという現状があります。そこで、当院は地域に求められる“価値ある病院”で有り続けるために、整形外科をベースとした救急医療に取り組むことを選択し、2013年に救急科を設立しました。

当院救急科のコンセプトは“YES”。Yonemori Emergency Serviceの頭文字で、「いつでも、どんな患者様でも、Yes(はい)と受け入る」という思いが込められています。
このコンセプトを実現させるために、プレホスピタルへの注力、ヘリポートやハイブリッドERなどの環境整備、救急相談ダイヤルの開設など、様々な角度から救急医療にアプローチしています。

プレホスピタルで「一秒」を救う

当院では、民間医療用ヘリコプターやヘリポート、ハイブリッドERなどを完備しています。これは、限りある医療資源を分散するのではなく、ヘリやカーを活用して1秒でも早く高度医療を提供する病院へ患者を運び、救命することを目指したものです。
また、鹿児島県と「鹿児島県ドクターヘリ補完ヘリの救急患者搬送に関する協定」を締結しており、鹿児島県ドクターヘリが重複要請事案・多数傷病者事案等の際、当院の民間医療用ヘリコプターが、消防要請により正式なドクターヘリとして補完活動を行っています。これは民間病院として全国で初めての取り組みです。導入当初は年間100件程の出動を見込んでいましたが、近年は年間300件程出動しており、鹿児島の救急医療の一翼を担っています。

民間医療用ヘリ(ドクターヘリ補完ヘリ)

民間医療用ヘリ
補完ヘリ出動件数

ドクターカー

ラピッドレスポンスカー
高規格救急車
ドクターカー出動件数

充実したハード環境

当院には全国的にも希少なハイブリッドER(SIEMENS社製:CT、PHILIPS社製:血管造影装置、MAQUET社製:手術台)を導入しており、患者様を移動させることなく検査・治療を行うことが可能です。また、手術室9室の内2室は、ナビゲーション手術を可能にするハイブリッドOR(CT・血管造影装置)となっています。
その他の検査機器としては、血管撮影室(GE社製バイプレーン型)をはじめCT、MRI、RI、X線撮影装置などを備えています。
また、医師が診療により専念できるよう医師事務作業補助者を積極的に雇用している他、学会発表をサポートするためのデータ統計専門スタッフも配置しています。

ハイブリッドER
ハイブリッドOR(CT)

ハイブリッドOR(血管造影装置)

地域への貢献 ① 災害医療への取り組み

米盛病院は鹿児島DMATおよび災害拠点病院に指定されています。また、専門的に災害医療に取り組む専門部署として災害対策室を発足。院内外の訓練にも積極的に参加しています。
また、当院併設の米盛ラーニングセンター講堂は、災害により発生した多数傷病者を受け入れることを想定し、非常電源や酸素・吸引の配管を設置、座席の収納も可能となっています。さらに2017年にはDMAT専用車両も導入。必要物資をカーゴに常備している他、衛生携帯電話、各種無線機、自家発電装置などを装備しており、移動しながらのEMIS入力も可能です。
なお、統括DMAT資格保有者、国際緊急援助隊医療チーム隊員が複数在籍しており、現地での経験を院内でも共有し活用できるよう努めています。

DMATカー
米盛ラーニングセンター講堂
米盛ラーニングセンター講堂(座席収納時)

地域への貢献 ② 救急相談ダイヤル#7099

2014年9月より「救急相談ダイヤル#7099」を開設し、地域の皆様や連携機関の皆様より、急な体調不良等のご相談を24時間365日受け付けています。この取り組みは、地域の皆様のお役に立ちたいという思いはもちろん、救急車の適正利用にも寄与したいという狙いがあります。医師協力のもと、救急救命士による電話トリアージを実施しており、年間9,000件ほどの電話相談を承っています。

#7099相談件数

欧州独立型救急

多くの救急病院がいわゆる振り分けを行うER型を採用している中、当院救急科は欧州独立型として運営しており、救急科の中で治療を完結しています。初期治療から専門治療・リハビリまでを診ることができる環境があり、患者様と継続して関われることが、当院救急科の魅力の一つです。
また、救急医だけでなく、整形外科、外科、脳神経外科、心臓血管外科、循環器内科等、様々な専門性を有した医師が在籍。協働することで多くの経験や知識を得ていただける環境があります。

医師のチャレンジを応援する風土

当院には「こういう医療をしたい」、「あの機器を使って手術をしたい」という理想や目標を持ってご入職される先生方が多くいらっしゃいます。これまでの前例に囚われず、先生方のやりたい医療をできる限り叶えられるよう、理事長による医師個人面談を年2回実施しています。また、医師が診療により専念できるよう医師事務作業補助者を積極的に雇用している他、学会発表をサポートするためのデータ統計専門のスタッフも配置しています。
なお、入職前のご見学や理事長との面談に関する旅費についても、先生方の思いをお伺いしたいという意向からご相談に応じております。

外来・手術・病棟管理など、求めるものは先生方により様々だと思います。ご希望される働き方を伺い、専門やご経験等を考慮しながら、より良い職場環境となるよう調整いたします。お気軽にお問い合わせいただけますと幸甚に存じます。

勤務要項

勤務日数 週5日
勤務時間 8:30~17:30(休憩時間60分)
年収 経験・能力等に応じて決定いたします
諸手当日当直手当
休暇 年次有給休暇(就任半年後に10日付与)
リフレッシュ休暇(年1回1週間程度の連続休暇を有給休暇利用で取得可能)
年末年始休暇5日(12/30~1/3)
当直 月5回程度(平日4回+土日祝1回) ※回数変更調整可
所属医師10名(平均年齢46.9歳)※2020年7月現在

専門医・指導医

  • 日本救急医学会救急科専門医 5名
  • 日本救急医学会救急科指導医  1名
  • 日本外傷学会外傷専門医  2名
  • 日本外科学会外科専門医  2名
  • 日本消化器外科学会消化器外科指導医  1名
  • 日本集中治療医学会集中治療専門医  1名
  • 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医  1名
  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医 1名
  • 日本中毒学会認定クリニカル・トキシコロジスト 2名
  • 日本航空医療学会認定指導者 2名
  • 社会医学系専門医協会指導医 2名
  • 日本スポーツ協会公認スポーツドクター 1名
  • 日本DMAT隊員 5名(内、統括DMAT資格有 3名) 他

認定・指定

  • 鹿児島県災害派遣医療チーム(鹿児島DMAT)指定病院
  • 鹿児島県災害拠点病院(地域災害医療センター)指定病院
  • 日本救急医学会救急科専門医指定施設
  • 日本救急医学会指導医指定施設
  • 日本外科学会外科専門医制度関連施設
  • 日本外傷学会専門医研修施設
  • 日本集中治療医学会専門医研修施設
  • 日本航空医療学会認定施設
  • 洋上救急センター協力医療機関 他

主な設備

  • MRI(3T)
  • CT(128列)
  • RI
  • ⼀般撮影
  • ⼀般撮影(透視)
  • ハイブリッドER
  • ハイブリッドOR
  • 血管撮影室
  • ヘリポート
  • 民間医療用ヘリ
  • ドクターカー
  • DMATカー
  • ディスパッチルーム
  • ICU
  • HCU 他

その他

医局ラウンジ、職員食堂、院内保育施設、コンビニ(ATM有)、カフェ(職員割ランチ有)、車通勤可(屋根付き職員駐車場有) 他

( 掲載情報は2020年7月現在の内容です )

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